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冷熱システム製作所 インタビュー グループリーダー編②

グループリーダー②

生産体制の革新を目指しDXに挑戦中

グループリーダー②

生産体制の革新を目指しDXに挑戦中

冷熱システム製作所(和歌山地区)
圧縮機製造部 圧縮機生産管理課 2012年入社 髙野 佑也
※所属はインタビュー当時のものとなります

生産技術において日々の運用から新技術の導入まで幅広く担当

私たちのグループでは圧縮機の組立工程における生産技術を担っています。一口に生産技術といっても、業務の内容はさまざま。生産設備の運用からトラブル対応、設備のメンテナンス・更新、新しい設備の導入にいたるまで、多方面から日々の生産を支えています。また、QCD(品質・コスト・納期)の最適化も私たちの役割です。その一環として私は現在、生産ラインのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を担当しています。三菱電機では全社を挙げてDXに取り組んでおり、冷熱システム製作所(冷電)においても大きなテーマとして各部門で活動が進んでいます。

例えば、私が担う組立工程では、生産設備がさまざまなデータを記録しているものの、 これまで取得したデータをうまく活用できていませんでした。現在、データの見える化やデータを活用した生産性向上、品質向上に取り組んでいるところです。将来的には、収集したデータを元に仮想空間上にリアルな生産ラインを再現し、シミュレーションで導き出した最適解を実際のラインに反映していきたい。いわゆるデジタルツインの構築を目指してDXに挑んでいます。

ワンストップ体制を強みに価値の高い圧縮機製造に挑む

私たち圧製部及び圧管課のミッションは、高性能かつ高品質で価格競争力のある圧縮機を生産し、室外機ユニットへ安定供給する体制を作り上げることです。圧製部は、設計から製造、品質管理までをひとつのビジネスユニットで完結できるため、“生産性を考慮した機種設計”(開発→製造)や“性能向上に繋がる製造工程構築”(製造→開発)といった前後工程が連携した活動を推進しやすいことが強みです。

私たちスタッフとしては、自部門内に留まらず各部門と連携して仕事を進める事ができる点が魅力のひとつであると言えます。一方で業務範囲が広くなるため、忙しい面はありますが、「自分の仕事が製作所の生産を支えている んだ」と自負しており、そこに大きな責任とやりがいを感じています。また、業務範囲が広いということは、求められる技術領域も広いということです。例えば、圧縮機自体の組立技術(機械、電気)、組立を行う生産設備・自動化の技術(ハードウェア、ソフトウェア)が必要です。そして、デジタル化が進むこれからはデータベースやネットワークの知識も必要です。キャッチアップが大変ではありますが、幸い私自身は新しい物好きということもあり、新しい知識を楽しみながら学ぶことが出来ています。

必要なのは積極果敢なチャレンジ精神

生産技術は幅広い技術が必要なポジションですが、最初からすべてを求めているわけではありません。私自身も前職は設計開発をしていたので、入社して初めて経験することばかりでした。社内には私と同じように圧縮機や生産技術の経験がないところからスタートした転職者もたくさんいるのでご安心ください。専門的な技術・知識については、OJTを通じて学ぶことができます。OJTでカバーできない領域は充実した研修で学ぶことができます。

例えば、この製作所に特化した冷電講座は手を挙げることで自由に受講することが可能で、圧縮機や熱交換器のメカニズムをはじめ、冷凍サイクルや熱流体をテーマにしたものなど、幅広い講座が用意されています。その他、人材開発センターが主催する全社的な研修も希望に応じて受講が可能です。


新しい仲間を迎えるうえで、即戦力としての経験があればベストですが、私たちが本当に求めているのは、新しいことに自主的かつ積極的にチャレンジする姿勢です。三菱電機はチャレンジ精神を大切にする会社です。たとえ、一度失敗しても、再チャレンジしてリカバーすればいいだけのこと。チャレンジを続けていれば、必要な技術も自ずと身に付きます。ですから、失敗を恐れず、いろんなことに興味を持って突っ込んでいってほしいですね。そんな、好奇心と挑戦心をもった方と、"社会を変える"素晴らしい仕事を成し遂げていきたいと考えています。あなたのご応募、お待ちしています。